「せめて、持ち帰った金魚たちが、幸せに長生きしますように」アートアクアリウム美術館の展示も改善

小さい頃はよくお祭りで金魚すくい見かけましたね。

今はあまり見かけなくなったような気がする…

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「衰弱している」と批判が相次ぎ…? 持ち帰りについて「勉強になった」の声

※写真はイメージ

2020年8月28日、東京都中央区銀座に『アートアクアリウム美術館』がオープンしました。

『アートアクアリウム』とは、アーティストの木村英智氏がプロデュースする水中アートです。

中でも、生きた金魚が泳ぐ水槽をライトアップして作り出される幻想的な空間は、世界的にも人気を博しています。

しかし、『アートアクアリウム美術館』がオープンしたばかりのころ、来場客から「水槽で泳ぐ金魚が弱っている」という声が相次ぎ、「金魚の生体管理に問題があるのでは」という疑問の声が上がっていました。

このことについて、『アートアクアリウム美術館』はウェブサイト上で管理体制について説明しています。

一部の水槽作品に病気の金魚が居たことが発端で、SNS等でご意見を頂いている当館の生体管理に関しまして、ご説明をさせて頂きます。

アートアクアリウム美術館は、現在オープンして約2週間が経過致しました。

オープンして間もない時は、集まった金魚の中にどうしても弱っている又は病気を持った金魚が含まれてしまいます。

しかし我々は、それらを大事に扱って元気になって貰う努力を重ねております。

アートアクアリウム美術館 ーより引用

また、病気の金魚については「水槽に留めたまま治療したほうがいい金魚もいたため、一部金魚が衰弱したままの展示になってしまった」とも説明しました。

さらに、『アートアクアリウム美術館』は、オープン当初と比べ、展示の状況は改善していると報告しています。

オープンから約2週間が経ちましたが、状況は日々改善しており、今はまるで違う状況になっております。

SNS等でご指摘頂いていることは上記でご説明申し上げました通り、幾つかの水槽作品は治療中の状態でございました。

この度はご心配をお掛けするような状態がございましたが、水質管理を粛々と行い、今後も改善を重ねていく所存でございます。

アートアクアリウム美術館 ーより引用

その後、ネットでは「行ってみたけど、正常でした!きれいだった」「金魚たち、元気に泳いでいて美しかった」という声が上がっていました。

金魚を長生きさせるコツを紹介

魚が大好きだという、フリーアナウンサーの川田一輝さん。

魚について、たくさんの人に知ってもらうため、『さかなのおにいさん かわちゃん』(@sakana_bro)として、Twitterで情報を発信しています。

川田さんは、『金魚の生体管理』の騒動を受け、夏祭りなどでみかける『金魚すくい』でも、「せめて、持ち帰った金魚たちが、幸せに長生きしますように」と、豆知識を投稿しました。

https://twitter.com/sakana_bro/status/1303510119972392960?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1303510119972392960%7Ctwgr%5Eshare_3&ref_url=https%3A%2F%2Fgrapee.jp%2F866515

投稿には、さまざまな声が寄せられていました。

・金魚すくいで持ち帰った子を10年くらい育てています。とってもかわいいです。

・夏祭りの『金魚すくい』では、持ち帰る前のレクチャーを義務化してほしい。せっかくなら命の大切さを学べる場にしてほしいな。

・こういう知識は、生き物の命を預かる上で本当に大事。金魚も生きているからね。

人間は生き物を飼育し接することで、大きな癒しや命の大切さなど、さまざまなことを学んでいます。

しかし、どんなに小さくても、彼らも人間と同様に一生懸命生きているということを忘れてはいけませんね。