以外と知らない麦茶の美肌効果7つの効能

2018年9月27日

暑い夏、冷蔵庫を開けると、そこには麦茶が入っている。

そう、麦茶は夏には欠かせません。冷たく冷やした麦茶をグラスに入れて、

氷を浮かべて、グラスの表面に水滴がついている様子は、

見るからに涼しげ。麦茶は夏の風物詩ですよね。

ところで、この夏の飲み物代表の麦茶、

実は、夏限定にするにはもったいない、

美肌効果満載の飲み物だったんです。

そこで今日は、麦茶の持つ効能や美肌に

効果のあるパワーについてお伝えします、ではご覧ください。

実は冷え症改善に効果的

麦茶には体を冷やす効果があるので夏に好んで飲まれます。でも、反対に、冷え症を改善する効果も持ち合わせているんです。麦茶に含まれるピラジンという成分は、指先などの細かい血管の血流量を増やす効果があるのだとか。

冷え症の原因の一つに血行が悪いことがあります。指先や脚先の毛細血管に血液が行きわたると、冷え症改善につながりますね。冷え症は実はお肌の大敵。冷え症の人は代謝がうまくいかず、お肌のターンオーバーもうまくいきません。

麦茶で冷え症改善して、美肌につなげましょう。温か麦茶にしょうがを少し入れると、より効果が期待できますよ。

活性酸素を消してしまう

代謝を阻害したり、老化の原因となる活性酸素。麦茶に含まれているPクマル酸などが活性酸素を消してしまうことが研究で判明しています。つまり、強い抗酸化作用があるということ。

生活習慣病予防など、健康に効果があるのはもちろんですが、高い抗酸化力は代謝を促進し、細胞を活性化させます。麦茶が老化を防いで、若々しい肌を維持するのに一役買ってくれるはず。

胃の粘膜を保護する

麦茶はお腹に優しい飲み物…と漠然と知っている人は多いでしょう。実は、麦茶は胃の粘膜を保護する作用や炎症を抑える作用があります。紅茶や緑茶に含まれているタンニンやカフェインといった胃にストレスを与える成分が入っていないのも、お腹に優しい理由。

胃に負担がかからなければ消化吸収の機能がうまく働いて、代謝が良くなり、美肌にもつながる…というわけです。

美肌ミネラル

麦茶にはミネラルが豊富。美しい肌を作るのに欠かせないミネラルが含まれています。

注目したいのは美肌ミネラルの亜鉛とケイ素。亜鉛は、メラニンの代謝を促進する効果を持っています。シミやそばかすを防いでくれる嬉しい効果あり。ケイ素は、コラーゲンを強くしてくれる働きを持っていて、お肌に張りを持たせて若々しさを維持してくれます。

食物繊維が豊富

これは麦茶を食べた場合。麦茶を食べる…と聞くとビックリですが、飲む麦茶に麦茶の豊富な食物繊維は含まれないのです。それはもったいない。食物繊維を取りたいときに使うのは、砕いてティーバッグになった麦茶ではなく、粒の麦茶。

粒の麦茶をフライパンで乾煎りします。乾煎りは2分くらいがベスト。その時の香ばしい香りの正体は、先にも紹介した冷え症改善の成分ピラジン。焦げくさくなった香りの中にはピラジンは含まれえていないそうなので、煎りすぎに注意してくださいね。

煎った麦茶は、そのままポリポリ食べてもおいしいし、ご飯と一緒に炊き合わせても香ばしい麦茶ご飯に、袋に入れて綿棒で叩いて砕いて、クッキーなどのお菓子、ドレッシングや、みそ汁などの中に入れてもOK。麦茶は料理やお菓子の味を邪魔しないので、いろいろ使えます。

効果的に麦茶を飲んで食べて、お腹の中をきれいにしましょう。

肌を再生してくれる

ここでは、麦茶の中でもはと麦茶に注目。はと麦茶に含まれるヨクイニンという成分がすごいんです。テレビのCMや新聞広告で「加齢によるイボ取りに効果的」といわれてるので、何となくご存知の方も多いはず。

ヨクイニンの持つ効果は、皮膚再生作用、保湿作用、消炎作用、鎮静作用…などなど。潤いのある健康な肌を作る大切な作用がそろっています。

はと麦茶は、オオムギの麦茶に比べて少し価格が高いですが、美肌効果を期待するなら、はと麦茶のブレンドされた麦茶を選ぶといいですね。

肌の外から美白

これもやはりはと麦茶の効果。新陳代謝を活発にする効果を利用して、ハト麦成分を配合した化粧品も市販されています。ハト麦成分の配合された化粧品は、洗顔後に皮脂が取られ過ぎて突っ張るのを防いでくれて、肌を自然な状態に戻るのを手助けしてくれます。疲れたりトラブルのある肌にも使える肌にやさしい効果に期待できます。

やはり、きれいな肌は、即効で作れるものではありません。日々のお手入れが必要。麦茶はカフェインレスで、ノーカロリー。加えて、代謝を活発にさせて、アンチエイジングや美肌に効果大…となれば、夏だけの飲み物にしておくのはもったいないですよね。

さあ、夏以外にも麦茶を飲んで、きれいな肌を手に入れましょう。