お肌の天敵!乾燥の季節に気をつけるべきこと6選!
季節の変わり目には、乾燥肌になりやすいですよね。その中でももっとも気になる季節が冬なのです。外の空気が乾燥しているのでそう感じてしまいます。そんな乾燥肌のトラブルを何とかしたいものです。肌がカサカサ・粉吹きになってくると、むず痒くなりついつい掻いて肌を傷付けてしまいます。その時には肌のバリア機能がなくなってしまっているのです。
乾燥肌になると肌がめくれあがっている状態なので、肌を傷付けやすくなり外部からも刺激を受けやすくなってきます。外部からも刺激は紫外線で室内と外とでの温度差によって、肌の調節機能を低下させてしまいます。夏では汗をかいて顔を何度も洗いがちになりますが、あまり顔を洗いすぎると皮脂を過度に取り除いてしまうので日に1・2回程度に留めてタオルで押さえるぐらいにして下さい。
女性が乾燥肌になりやすい部分は、皮脂の分泌量が少ない部分となります。ひじ・ひざ・かかとが一番乾燥する部分で、注意しなければいけない箇所となります。乾燥肌になると、ファンデーションののりも悪くなるのでお化粧がしにくくなります。お化粧が上手くいかないだけでも、周りの目が気になってしまいストレスになっていきます。
乾燥肌を治すには一般的に市販の塗り薬だけで治ると思いがちですが、塗り薬だけでは改善に繋がらず原因を知ることが大事なのです。表面上だけで繕っても、肌の内部は改善出来ていないのです。充分にケアしてあげて、乾燥肌を改善してあげましょう。
<乾燥肌になりやすい原因と対策>
・部屋の換気
・栄養不足
・ストレス
・入浴
・間違い肌対策
・乾燥肌対策
・部屋の換気
部屋の換気も大切で、エアコンなども乾燥を引き起こす原因になります。肌は外気の影響を受けやすいので敏感で、健康的な肌でもカサカサになってしまうので気を付けるようにして下さい。エアコンをつけないわけにはいかないので、肌にあった換気方法を知ることが大事です。
・栄養不足
偏った食生活でも乾燥肌の原因の1つになります。肌に良いと言われている「必須脂肪酸」や「カロテン(ビタミンA前駆体)」などの栄養素が不足すると肌に影響を与えてしまいます。身体の中から栄養素を与えることで、乾燥肌になりにくい体質になります。
・ストレス
・過労やストレスでも肌の代謝サイクルに影響を与えてしまいます。過労やストレスは自律神経を失調させてしまい、血行が悪くなり腸の働きを低下させてしまい肌トラブルを引き起こしてしまいます。
・入浴
・乾燥とは程遠い入浴ですが、入浴後から20~30分経ってしまうと肌が乾いてしまい「過乾燥」状態になってしまいます。結構入浴後に肌の乾燥を感じる人が多く、入浴で潤っていた肌も20分以上経てば身体を拭いている間でもどんどん肌が乾燥していきます。
その原因は入浴前には肌の角質層は詰まっていて肌中にある水分を守ってくれていますが、身体を洗う時にタオル・ボディブラシなどによる摩擦刺激で肌のバリアが破壊されてしまい水分が蒸発しやすい状態になってしまいます。
・間違い肌対策
まずは、今まで知らなかった<間違い肌対策>を知っていきましょう。
間違った肌対策をすると、良かれと思っていた方法が肌にダメージを与えてしまいますので読んで注意して下さい。成分のことは詳しくないかも知れませんが、これを機に肌の成分について少しずつ知っていき勉強をしていきましょう。
・スキンケア保湿
自分が感じるスキンケアで肌にあったものでも、保湿力が高くない場合があります。特に乾燥肌になっている時には、低刺激性のスキンケアをしてあげましょう。
・セラミドは危険
肌の水分保持に欠かせない成分である「セラミド」成分が入ったスキンケアを使っていれば、乾燥肌対策と思ってはいけない。「セラミド」だけでは乾燥肌対策には十分ではないので、乾燥肌・敏感肌では肌のバリア機能が乱れてしまっています。肌のバリア機能を整えてくれるスキンケア製品でケアしてあげましょう。
・コットンを使用しない
乾燥肌・敏感肌ではコットンさえも、肌に刺激を与えてしまいます。乾燥が進んでしまって肌が赤身を帯びたりヒリヒリしたりしてしまうと、化粧水や乳液をコットンで塗らないようにして下さい。その時にはコットンを使わずに、手のひらでスタンプを押すようにポンポンとつけてスキンケアをなじませて使いましょう。
・乾燥肌対策
では、それぞれの「乾燥肌」対策について紹介していきます。対策は日々の生活習慣によって変えられることばかりなので実践して改善していきましょう。
部屋の加湿をする
意外と部屋なかでは乾燥肌にならないと思っている方が多いです。冬場では特に暖房はしないといけないですが、肌にとっては大敵になります。エアコンを使う時には、肌に直接当たらないようにして下さい。また加湿器を使う時には部屋が乾燥してしまうので、乾燥を防ぐ為にもタオルや洗濯物を部屋なかで干すようにして乾燥を防いで下さい。そうやって、湿度が上がりすぎない工夫をして肌を守りましょう。
肌に良い食事をする
肌がカサついてしまっている時には、「必須脂肪酸」や「カロテン(ビタミンA前駆体)」などの栄養素が入った食事をオススメします。からだの主要構成成分の1つとなる必須脂肪酸の食材といえば、イワシ・サバなど背の青い魚に多く含まれております。また皮膚や粘膜の細胞を正常に保ってくれるカロテンは、かぼちゃ・にんじんなどの緑黄色野菜などに多く含まれています。
身体を休めることも必要
仕事や家事に忙しい毎日と思いますが、肌にとっては身体を休めてあげることも大切なことなのです。ストレスになっていると肌にも悪影響を及ぼすので、身体を休ませてあげて下さい。疲れが溜まっていけばストレスになり、休みの日や家に帰った時には仕事や家事を少し忘れる時間も作ってあげてストレス発散してあげて下さい。
入浴時には優しく肌を洗う
肌を傷つけずに洗うのは難しいものがあります。入浴をしている間にも、潤った肌が失われていくので身体を洗うのはデリケートに洗ってあげないといけないです。肌に優しく洗ってあげるのがコツで、石けん・ボディーソープをまずは十分に泡立ててから泡を取って洗ってあげて下さい。スポンジ・タオルを使う際には、肌を傷めない柔らかい素材を使って泡立ててから撫でるようにして洗うようにしましょう。
湯船では保湿が大事
熱すぎるお風呂・お湯は乾燥を促進させてしまいますので、温度設定は38~40℃を保つようにしましょう。お湯には保湿成分がある入浴剤を入れて、ゆっくりと浸かるようにして下さい。また湯船から上がる時には上がり湯をせずに、そのままお風呂から出れば保湿を保ったままで上がれば肌がしっとりします。
衣類のチクチクを避ける
乾燥肌は外では肌に敏感になっているので、衣類によるチクチクに反応してしまいます。チクチクしているとどうしても痒くてかきむしってしまうので、ストレスにもなります。直接に肌に触れる肌着は、チクチクする肌着から変えて柔らかい素材を選んで肌の負担を減らすようにしてあげましょう。よくあるタグが付いてチクチクする場合には、タグが当たらない工夫をして肌を守ってあげて下さい。
意外と普通に生活をする上でしてしまっている部分と思いますが、年齢を重ねるにつれて乾燥肌・敏感肌になりやすくなってきますので改善していきましょう。日々のお手入れが大事になり、夏・冬などの季節変わり目に事前に習慣づけておいて乾燥肌対策をしておけば肌トラブルに悩む必要もなくなります。